カンボジアのアーティストが松本にやってくる!Cross Transit
2016/09/20 Tue. 14:04 [日本にいて感じるカンボジア]
9月22日
ここ松本で 世界的なダンサーとカンボジアのアーティストたちとの共演がみられます。
Cross Transit

私たちはダンスに親しみがあるわけではないけれど、
ついこないだまで、私の夫のお母さんが幼いころは
ポルポトの内戦が激しく、国の中はめちゃくちゃで、お母さんだって強制労働をした時代。
本当につい最近までの出来事。
最近の復興は目を見張るカンボジア。
そんなカンボジアの若者がこうして世界で活躍し なんと日本の松本に来て公演してくれるなんて
こんな機会はめったにありません。
カンボジア好きならこれは見逃せないチャンス。
世界的なダンサー北村明子さんのパフォーマンスは、ほかではみられないほどレベルが高いものとか。
彼女が信州大学に縁がある方でよかった・・・・。
カンボジアではまだ学校の授業に音楽も美術もありません。
外国人が支援したり介入して、子供たちに音楽を教えたり絵を教えたりする分野はどんどんと
広がってきていますが、田舎の小学校ではそういった機会は皆無といってよいでしょう。
こーさんの村でさえそうです。
このようなかたちで若いカンボジア人が、アート、音楽の分野で活躍し、
カンボジア人の新たな才能が世界に羽ばたいて、道筋を作ってくれたらいいなあと思い
とても応援しています。
そんなわけで私もこーさんも 行ってきます。
松本公演: 2016年9月22日(木祝)15:00開演
まつもと市民芸術館(長野県松本市)
カンボジア好きなあなた。
そしてダンスに興味がある方は本当に必見!と関係者の方から直々に言われましたよ。
一緒に見に行きませんか…?
まだお席に空きがあるようです。
以下、この公演の概要です。市民芸術館の方が概要を送ってくれたものを抜粋します。
活躍しているカンボジア人が二人もいるのです!(写真はネットからお借りしています)

アジアの未来像を描く 日本 x カンボジア
国際共同制作パフォーマンス「Cross Transit」
国際的な活躍を続ける振付家・ダンサーの北村明子(信州大学人文学部准教授)が、日本、カンボジアのアーティストたちとの対話とフィールドワークを元に描き出す新作「Cross Transit(クロス・トランジット)」を今秋、松本、東京にて発表します。
欧米の伝統とは全く異なる独自の舞踊や芸能が、さまざまな時代・人々を経て受け継がれているカンボジア。
その豊かな伝統を土台に、新しい表現を追求している現代のカンボジア人アーティストたちと作品づくりを行っています。
日本がアジアでのヘゲモニーを失った今、アジアとの新たな対話の方法が必要とされています。
本作品では、身体表現、映像、写真などさまざまなアプローチを取り入れ、日本—カンボジアの対話から、新たなアジアの未来像を描きます。
長期にわたる軍事独裁と内戦の後に民主的道を歩み始めたカンボジア。
経済成長終焉の後に、東日本大震災を経験した日本。
信じていた神話が崩れ去った今、私たちが築きあげる世界は新たな虚構にしか過ぎないのか。
現実と非現実の間を彷徨いながら、身体の記憶を辿り「未来の廃墟」を描き出す。
Cross Transitはカンボジア、ミャンマー、インドのアーティストとの交流と対話を通じて制作する北村明子のアジア国際共同制作プロジェクト第2弾です。
各地域に古来より伝わる武術の身体技法や芸術性、儀礼性、音楽との関わりを探りながら、日本及びこれらの国々のアーティストと共同で作品づくりを行うものです。
まず初めに、カンボジアの写真家Kim HakとAmrita Performing Arts Centerとの交流を軸として、2015年から作品づくりを始動しています。
その成果を2016年3月に、せんがわ劇場(東京都調布市)にてショーイング形式にてプレゼンテーションし、本作品につながる実験的な試みを行いました。対話と作品づくりを行って見えてきた課題を昇華させ、今秋の上演ではさらに進化した世界をつくりあげます。
北村明子
振付家・ダンサー 早稲田大学大学院卒(舞踊・演劇)、信州大学人文学部 芸術コミュニケーション講座准教授
早稲田大学在学中、1995年文化庁派遣在外研修員としてベルリンに留学。
01年Bates Dance Festival(USA)、03年American Dance Festival(USA)委託作品発表。01年代表作“finks”は多数都市にて上演、モントリオールHOUR紙05年ベストダンス作品賞受賞。05年ベルリン「世界文化の家」委託作品”ghostly round”は世界各国で絶賛を得た。ACE dance&music(英・07年/11年)、Artzoyd(仏・09年/10年)など海外作品振付・出演も積極的に行う。11年インドネシアとの国際共同制作 To Belong projectをスタートし、ジャカルタ、東京、神戸、茅野、シンガポールにて毎年新作を上演。Dance New Air 2014にて『To Belong / Suwung』(10月3~5日、青山円形劇場)を発表し、12月にはインドネシア公演を成功させた。同年、国際共同制作インドネシアオペラ『Gandari Dance Opera』 (12月12〜13日、Teater Jakarta、振付提供)がインドネシアのTempo紙にてベストパフォーマンス賞受賞。13~14年度信州大学文化庁事業の総合プロデュースを担当。15年Asian Cultural Council個人フェローシップグランティ。公式HP www.akikokitamura.com
Kim Hak(キム・ハク)
北カンボジア、バッタンバン出身、写真家、ビジュアルアーティスト
バララット国際写真ビエンナーレ(オーストリアヴィクトリア州)、Photo Quai (パリ)、World Event Young Artist(ノッティンガム), OFF Festival(ブラチスラヴァ),国際マルチメディアアートフェスティバル(ヤンゴン)、ASEAN EYE CULTURE(バンコク)への招聘をはじめ、他シンガポール、ネパール、など国内外多数のフェスティバルに参加。彼の作品は、アメリカ合衆国、カナダ、香港、シンガポール、タイ、ミャンマー、カンボジアでも巡回している。2014年ロンドンのthe Exposure Award of LensCulture のファイナリスト。2011年ケ・ブランリー美術館(パリ)のレジデンシープログラムでの受賞後、Stream Photo Asia(バンコク)で2位を受賞。
Chy Ratana (チー・ラタナ) ダンサー
プノンペンの芸能集団「アムリタ・パフォーミング・アーツ」所属。 2000年にバカロレアと芸術の高校を卒業し、2012年に王立大学にて舞踊芸術の学位を授与、Lakhaon Kaol(カンボジアの伝統的な男性マスクダンス)にて猿役を専門に演じる。2006年よりコンテンポラリーダンスに強い関心を持ち、エマニュエル・プノン、ピーター・チン、アルコ・レンツなどと海外ツアーを廻る。伝統舞踊の技術を持つと同時に、有望なコンテンポラリーダンサーでもある。また俳優としても活躍している
ここ松本で 世界的なダンサーとカンボジアのアーティストたちとの共演がみられます。
Cross Transit

私たちはダンスに親しみがあるわけではないけれど、
ついこないだまで、私の夫のお母さんが幼いころは
ポルポトの内戦が激しく、国の中はめちゃくちゃで、お母さんだって強制労働をした時代。
本当につい最近までの出来事。
最近の復興は目を見張るカンボジア。
そんなカンボジアの若者がこうして世界で活躍し なんと日本の松本に来て公演してくれるなんて
こんな機会はめったにありません。
カンボジア好きならこれは見逃せないチャンス。
世界的なダンサー北村明子さんのパフォーマンスは、ほかではみられないほどレベルが高いものとか。
彼女が信州大学に縁がある方でよかった・・・・。
カンボジアではまだ学校の授業に音楽も美術もありません。
外国人が支援したり介入して、子供たちに音楽を教えたり絵を教えたりする分野はどんどんと
広がってきていますが、田舎の小学校ではそういった機会は皆無といってよいでしょう。
こーさんの村でさえそうです。
このようなかたちで若いカンボジア人が、アート、音楽の分野で活躍し、
カンボジア人の新たな才能が世界に羽ばたいて、道筋を作ってくれたらいいなあと思い
とても応援しています。
そんなわけで私もこーさんも 行ってきます。
松本公演: 2016年9月22日(木祝)15:00開演
まつもと市民芸術館(長野県松本市)
カンボジア好きなあなた。
そしてダンスに興味がある方は本当に必見!と関係者の方から直々に言われましたよ。
一緒に見に行きませんか…?
まだお席に空きがあるようです。
以下、この公演の概要です。市民芸術館の方が概要を送ってくれたものを抜粋します。
活躍しているカンボジア人が二人もいるのです!(写真はネットからお借りしています)

アジアの未来像を描く 日本 x カンボジア
国際共同制作パフォーマンス「Cross Transit」
国際的な活躍を続ける振付家・ダンサーの北村明子(信州大学人文学部准教授)が、日本、カンボジアのアーティストたちとの対話とフィールドワークを元に描き出す新作「Cross Transit(クロス・トランジット)」を今秋、松本、東京にて発表します。
欧米の伝統とは全く異なる独自の舞踊や芸能が、さまざまな時代・人々を経て受け継がれているカンボジア。
その豊かな伝統を土台に、新しい表現を追求している現代のカンボジア人アーティストたちと作品づくりを行っています。
日本がアジアでのヘゲモニーを失った今、アジアとの新たな対話の方法が必要とされています。
本作品では、身体表現、映像、写真などさまざまなアプローチを取り入れ、日本—カンボジアの対話から、新たなアジアの未来像を描きます。
長期にわたる軍事独裁と内戦の後に民主的道を歩み始めたカンボジア。
経済成長終焉の後に、東日本大震災を経験した日本。
信じていた神話が崩れ去った今、私たちが築きあげる世界は新たな虚構にしか過ぎないのか。
現実と非現実の間を彷徨いながら、身体の記憶を辿り「未来の廃墟」を描き出す。
Cross Transitはカンボジア、ミャンマー、インドのアーティストとの交流と対話を通じて制作する北村明子のアジア国際共同制作プロジェクト第2弾です。
各地域に古来より伝わる武術の身体技法や芸術性、儀礼性、音楽との関わりを探りながら、日本及びこれらの国々のアーティストと共同で作品づくりを行うものです。
まず初めに、カンボジアの写真家Kim HakとAmrita Performing Arts Centerとの交流を軸として、2015年から作品づくりを始動しています。
その成果を2016年3月に、せんがわ劇場(東京都調布市)にてショーイング形式にてプレゼンテーションし、本作品につながる実験的な試みを行いました。対話と作品づくりを行って見えてきた課題を昇華させ、今秋の上演ではさらに進化した世界をつくりあげます。
北村明子
振付家・ダンサー 早稲田大学大学院卒(舞踊・演劇)、信州大学人文学部 芸術コミュニケーション講座准教授
早稲田大学在学中、1995年文化庁派遣在外研修員としてベルリンに留学。
01年Bates Dance Festival(USA)、03年American Dance Festival(USA)委託作品発表。01年代表作“finks”は多数都市にて上演、モントリオールHOUR紙05年ベストダンス作品賞受賞。05年ベルリン「世界文化の家」委託作品”ghostly round”は世界各国で絶賛を得た。ACE dance&music(英・07年/11年)、Artzoyd(仏・09年/10年)など海外作品振付・出演も積極的に行う。11年インドネシアとの国際共同制作 To Belong projectをスタートし、ジャカルタ、東京、神戸、茅野、シンガポールにて毎年新作を上演。Dance New Air 2014にて『To Belong / Suwung』(10月3~5日、青山円形劇場)を発表し、12月にはインドネシア公演を成功させた。同年、国際共同制作インドネシアオペラ『Gandari Dance Opera』 (12月12〜13日、Teater Jakarta、振付提供)がインドネシアのTempo紙にてベストパフォーマンス賞受賞。13~14年度信州大学文化庁事業の総合プロデュースを担当。15年Asian Cultural Council個人フェローシップグランティ。公式HP www.akikokitamura.com
Kim Hak(キム・ハク)
北カンボジア、バッタンバン出身、写真家、ビジュアルアーティスト
バララット国際写真ビエンナーレ(オーストリアヴィクトリア州)、Photo Quai (パリ)、World Event Young Artist(ノッティンガム), OFF Festival(ブラチスラヴァ),国際マルチメディアアートフェスティバル(ヤンゴン)、ASEAN EYE CULTURE(バンコク)への招聘をはじめ、他シンガポール、ネパール、など国内外多数のフェスティバルに参加。彼の作品は、アメリカ合衆国、カナダ、香港、シンガポール、タイ、ミャンマー、カンボジアでも巡回している。2014年ロンドンのthe Exposure Award of LensCulture のファイナリスト。2011年ケ・ブランリー美術館(パリ)のレジデンシープログラムでの受賞後、Stream Photo Asia(バンコク)で2位を受賞。
Chy Ratana (チー・ラタナ) ダンサー
プノンペンの芸能集団「アムリタ・パフォーミング・アーツ」所属。 2000年にバカロレアと芸術の高校を卒業し、2012年に王立大学にて舞踊芸術の学位を授与、Lakhaon Kaol(カンボジアの伝統的な男性マスクダンス)にて猿役を専門に演じる。2006年よりコンテンポラリーダンスに強い関心を持ち、エマニュエル・プノン、ピーター・チン、アルコ・レンツなどと海外ツアーを廻る。伝統舞踊の技術を持つと同時に、有望なコンテンポラリーダンサーでもある。また俳優としても活躍している
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