すすまないこーさんのうちの学校とアプサラ
2010/12/24 Fri. 08:07 [こーさんのうちの学校]
こーさんのうちの学校、停滞しています…
なかなか工事にいきつけないでいます。
でも、みなさんにはたくさんの寄付を頂き、昨日数えたら43000円以上もありました。
たった2ヶ月で、みなさん本当にありがとうございました。
気持ちだけ、って言って入れてくれた人たくさん居たなあ。
そういう方は、見返しなんて求めないとは
わかりますが、心あるみなさんに形として、学校をすすめることで
返していきたいと思うのです。
でも、カンボジアでこーさんの実家を改築して
学校を作るには面倒な手続きが必要なんです。
停滞している理由をお伝えし、カンボジアの事情をわかっていただければと思います。
二つの手続きを行っています。
ひとつは、「この土地は自分のものですよ」という証明。
これは村の役場とシェムリアップ県に届けます。
こちらは無事、証明をいただけました。
ふたつめは、「改築をしてもいいですよ」という許可。
これはアプサラ機構にお願いします。
アプサラ機構というのはアンコール地域遺跡整備機構という組織をさします。
こちらにも書いてあるように、アンコールワットが世界遺産に登録されてから1995年に
できた組織でシェムリアップ州を管轄する権限が与えられています。
遺跡群を整備し、保護活動に従事しているという肩書きです。
観光業に頼っているカンボジア、このアプサラ機構が大きな大きな
権力を持っており、アプサラ機構は莫大な収益をあげてるといわれてます。
確かにアンコールワットのある州で何か行うには、
アプサラ機構の許可なしではすすまないのが現実。
それも賄賂の国、カンボジア。
賄賂を払えば払うほど何でもうまくいくというのも
アプサラ機構が、貧しいはずのカンボジアで超お金持ちの理由。
こちらがアプサラ機構のマーク。
遺跡を監視する職員の腕につけられています。

カンボジアの結婚式では、
アンコールワットのなかで、結婚式の撮影をするのが、
定番にはなっていますが、わたしとこーさんの結婚式撮影
するにも、私が日本人だからという理由で
アンコールワットに入って写真をとってはいけないと
アプサラにいわれ、賄賂をはらえばなんとかかったのですが、
ちょうどJICAでアプサラにかかわっていた日本人の方が口を聞いてくださり
(ハーモニーの折居さんですが)
なんとか入れたというくらい、遺跡のことにはとにかくアプサラがうるさいんですよ。

とれたからよかったけど。
本題です。
シェムリアップは、アプサラ機構によってゾーン1とゾーン2
という区画二つに分けられます。
ゾーン1は、アンコールワットから40平方メートル以内の場所。
ゾーン2はそれ以外のところ。
ゾーン1は遺跡に近いので、世界遺産に登録される前に立てられた既存の建物や伝統的な住居を
保存すべく、景観を変えたくないため、
新しい建物は建ててはいけません。でも、許可がおりれば改造はしてもOK。
ゾーン2は許可はいるけど、建物はたててよく、そんなに厳しくありません。
こーさんのうちはアンコールワットとアンコールトムに近いので、
ゾーン1になります。
そのため、許可にはとてもとても時間がかかるのです。
賄賂も私たちは払っていないので、そう簡単にはおりません。
でも、昨日ちょっとだけ
いいニュース。
こーさんが弟と電話をしたところ、
アプサラ組織の職員がこーさんの家を調べに来たようで、
やっときてくれたって感じ。
でも、これで一歩進めたわけだし、まだ待ちますが
いい方向にいくといいなあー。
みなさん、どうか末永く辛抱強く応援のほど
お願いいたします。
なかなか工事にいきつけないでいます。
でも、みなさんにはたくさんの寄付を頂き、昨日数えたら43000円以上もありました。
たった2ヶ月で、みなさん本当にありがとうございました。
気持ちだけ、って言って入れてくれた人たくさん居たなあ。
そういう方は、見返しなんて求めないとは
わかりますが、心あるみなさんに形として、学校をすすめることで
返していきたいと思うのです。
でも、カンボジアでこーさんの実家を改築して
学校を作るには面倒な手続きが必要なんです。
停滞している理由をお伝えし、カンボジアの事情をわかっていただければと思います。
二つの手続きを行っています。
ひとつは、「この土地は自分のものですよ」という証明。
これは村の役場とシェムリアップ県に届けます。
こちらは無事、証明をいただけました。
ふたつめは、「改築をしてもいいですよ」という許可。
これはアプサラ機構にお願いします。
アプサラ機構というのはアンコール地域遺跡整備機構という組織をさします。
こちらにも書いてあるように、アンコールワットが世界遺産に登録されてから1995年に
できた組織でシェムリアップ州を管轄する権限が与えられています。
遺跡群を整備し、保護活動に従事しているという肩書きです。
観光業に頼っているカンボジア、このアプサラ機構が大きな大きな
権力を持っており、アプサラ機構は莫大な収益をあげてるといわれてます。
確かにアンコールワットのある州で何か行うには、
アプサラ機構の許可なしではすすまないのが現実。
それも賄賂の国、カンボジア。
賄賂を払えば払うほど何でもうまくいくというのも
アプサラ機構が、貧しいはずのカンボジアで超お金持ちの理由。
こちらがアプサラ機構のマーク。
遺跡を監視する職員の腕につけられています。

カンボジアの結婚式では、
アンコールワットのなかで、結婚式の撮影をするのが、
定番にはなっていますが、わたしとこーさんの結婚式撮影
するにも、私が日本人だからという理由で
アンコールワットに入って写真をとってはいけないと
アプサラにいわれ、賄賂をはらえばなんとかかったのですが、
ちょうどJICAでアプサラにかかわっていた日本人の方が口を聞いてくださり
(ハーモニーの折居さんですが)
なんとか入れたというくらい、遺跡のことにはとにかくアプサラがうるさいんですよ。

とれたからよかったけど。
本題です。
シェムリアップは、アプサラ機構によってゾーン1とゾーン2
という区画二つに分けられます。
ゾーン1は、アンコールワットから40平方メートル以内の場所。
ゾーン2はそれ以外のところ。
ゾーン1は遺跡に近いので、世界遺産に登録される前に立てられた既存の建物や伝統的な住居を
保存すべく、景観を変えたくないため、
新しい建物は建ててはいけません。でも、許可がおりれば改造はしてもOK。
ゾーン2は許可はいるけど、建物はたててよく、そんなに厳しくありません。
こーさんのうちはアンコールワットとアンコールトムに近いので、
ゾーン1になります。
そのため、許可にはとてもとても時間がかかるのです。
賄賂も私たちは払っていないので、そう簡単にはおりません。
でも、昨日ちょっとだけ
いいニュース。
こーさんが弟と電話をしたところ、
アプサラ組織の職員がこーさんの家を調べに来たようで、
やっときてくれたって感じ。
でも、これで一歩進めたわけだし、まだ待ちますが
いい方向にいくといいなあー。
みなさん、どうか末永く辛抱強く応援のほど
お願いいたします。
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