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母の木彫り個展 

明日2月18日~2月28日まで、
安曇野市高橋節郎記念美術館にて、
私の母 平野まり子の木彫り作品展
花山里


が開催されます。


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私の母は私が小さい時からずっと木彫りをやってきました。
子育てのために看護師をやめ、私が小学校や中学校から帰ってくると、家の母屋の隣の作業場でラジオを聴きながら
いつも木彫りをしていました。
木彫りの音がすると、母がいつもいる安心感がありました。

母はたくさんのものを彫りました。
レリーフ、時計、棚,、ティッシュボックス、鏡、爪楊枝入れ。
小学校の時、家を池田町に建てた時は自分で設計までして
ドアや階段の柵にも母の木彫りが埋め込まれ、
私は母の木彫りの中で生活することが当たり前でした。
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だから母の木彫りを特別と思ったことはないし、いつもそこにあるもので
母が木彫りをすることはごく日常的なことでした。

思えばそういう生活で、母に育てられたから、私が手作りのものが好きに育ったんだと思います。
母は、私が帰るといつも手作りのお菓子やパンを焼いてくれました。
市販のポテトチップスの味は 小学校5年生くらいまで知らなかった。

母は嘘偽りの嫌いなまっすぐな人で、プライドが高く 浅く広く、ゆるく、
なんてことはできないまじめな人です。
私は愛情をとことん注いでもらって育ちました。
私が陸上部だった時も、受験の時も、就職した時も、今のお店を始めるときも、
こーさんと結婚した時も、子供を産んだ時も
手加減なしに精一杯支援してくれました。母のすべてをだしうって
育ててもらったと思います。

母は自分と向き合うために彫っているのです。
人に自分の作品を見てもらおうという気や、買ってもらうという気はあまりなく
だから、母は安曇野スタイルやクラフト市などにはでようとはせず、ただひたむきに彫っています。
自分の彫りを、自分自身をもっともっと極めたい高めたいと
日展や工芸展にだしてきました。それが母の選んだこと。
最近では入選が当たり前のようになりました。
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母の木彫りは私の育った記憶の中で日常すぎて、母を芸術家と思ったこともないし
入選することも、どれだけすごいことかあまりわかってあげていない家族でした。

今回、個展なんて、と拒んでいた母ですが、ありがたいことにたまたま声がかかり
一念発起して個展をさせていただくことになりました。

若いころに彫ったものから、家の中の日常品としての彫、彫り方をかえて、今の彫になり
いろんな方から認められるようになった彫。

木彫り作家としての歴史というような、様々な作品が並びます。
だれにも見てもらえなかったら寂しいな、でも終わってみて 自分がよかったと思う個展にしたい。
とあくまでまじめな母。

まっすぐな人、母の木彫り、良かったらぜひどうぞ見にいってみてください。
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