餓鬼岳

イベントと仕事の両立ができてなくて、気持ち的にいっぱいいっぱいに
なってきたとき、ちかちゃんと餓鬼岳に登りました。


紅葉が始まってきた餓鬼岳。
すごい登りが続く、急な坂登りっ放しの８時間。

体はうんと疲れたけど、なんていうか・・・

曇ったとこに太陽が降りてくるときは、何かを感じる。




神様がいるような道。しーんって音が聞こえるくらいの静かさ。




そこにわざと置いたような赤い葉っぱ。


　



ちかちゃんが、山が迎えてくれてるんだよって、いった。


ちかちゃんが、ようこちゃん疲れすぎがんばりすぎだよ！！！
って怒ってくれました。

最近のわたし、ベストではなくて、みんなにほんとに笑顔を見せられないとき
もあって、自分の好きな私じゃない。
もやもやした気持ちがぬけなかったり、ぐちゃぐちゃしてた。

こんなときの私と一緒にいてくれてありがとう、ちかちゃん。


山というのは本当にシンプルなものです。
余計なものがなにもなくて、とても
クリアーなのです。

　　





　







いろんな出会いがあったね、ちかちゃん。


山の兄ちゃんや、ずっと一緒にちかちゃんと下山してくれた、
まるで仙人のようなおじいさん。

「あとで、あれをしておけばよかった、とは思いたくないんだ」
「老いに、終わりはないんだよ」


年を感じながら、ものすごいまっすぐな信条があることを感じさせるおじいさん
の言葉。これが最後の登山になるっていってました。


山はいろんなことを教えてくれます。


それはいかないとわからないけど、毎日刻一刻とかわっていく山へ、
今しかない、毎日刻一刻とかわってるコンディションの私がいく。人々がいく。



山と人との出会いがそこにあるんだと思う。
山と人も、一期一会だと思う。