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プラホック料理 

カンボジア料理…

ようやく暖かくなり、やっとカンボジア料理がつくれるようになりました。

とゆうのも、冬はカンボジアで採れるような野菜がないから。

カンボジア料理はタイ料理やベトナム料理とは違うんです。

今日はプラホック料理についてです。

カンボジア料理の特徴については2年前の5月のブログを抜粋。

平野久美子さん著の、カンボジアは誘うという本でカンボジア料理について、よくわかります。
そこから抜粋。平野久美子さんの、カンボジア料理の特徴の10項目。
1.独特のアロマを放つ
2.マメ科の木菜や水草、花をよく食べる
3.主なタンパク質は淡水魚
4.すりつぶした生のハーブを多用する
5.果物を多用する
6.すっぱさが隠し味
7.ダシは基本的にプラホック(魚醤)からとる
8.トウガラシとサトウは控えめ
9.油の量が少なく、全体にさっぱりしている
10.汁物や煮込んだおかずが多い


7、より、こーさんもプラホック(魚醤):小魚を塩漬けにして発酵させた塩辛のようなものが大好き。
カンボジア人はこれを
汁物から炒め物まで広く使い、生野菜につけて食べたり、ひき肉とまぜて焼いてご飯のおかずにしたり、
たれにまぜたり、焼いた魚にまぜて野菜をつけて食べたり、ひき肉と卵に混ぜてむしたものに
野菜をつけて食べたり、レモングラスなどと混ぜてほかの料理の隠し味にしたり、
いろいろ。プラホックのバリエーションてすごい。
カンボジア人にとっては本当にソウルフードなんです。

カンボジア人たち、決まってこのプラホックのバリエーション料理になると、
群がるようにして集まり、プラホック、野菜、魚または肉、プラホック、野菜、魚または肉、ごはん、
を繰り返しもくもくと食べている気がする。


カンボジア人(特に村の人?)は本当にプラホックが好きなんだなあ。
あの臭いかな?引き寄せるのは。

こーさんのために、昨年プラホックをつくるおかあさんと近所のおばちゃんたち

prahokku1.jpg


発酵させた魚を叩いて、にんにくやらいろいろをいれ、またすりつぶしてペースト状にする
という根気のいる仕事です。ミキサーなんかないし。
さらにこーさんの好みに合せ唐辛子入り。

prahokku2.jpg


この間こーさんはもちろんだらだらとハンモックで寝ている(よ!長男!)

これが完成品 prahokku3.jpg  prahokku4.jpg


このアロマ?香るプラホック料理を懐かしみ、
こーさん、とうとう作ってしまった!だってやっと店頭に淡水魚のニジマスが出てきたから!

まず、ニジマスの内臓を綺麗に洗って、水に浸けて数日おきます。

knop2.jpg

これが二日目。この時点ですでにくさい。
ボウルをゆするだけで臭いが湧き上がってくる・・・ 
三日待つはずが、二日で早くもこーさんの手で引き上げられる

knop3.jpg
(もういいだろうと。何が基準かわからん。臭いか?それとも待ちきれなかったのか)


プラホックを混ぜ、にんにくを混ぜ、レモングラスやコブみかんの葉っぱを混ぜ、
タマリンドという酸っぱい実を混ぜ、唐辛子を混ぜ、ミキサーにかけ
完成だ!!

knop1.jpg

さらにこれをバナナの葉っぱに巻いて、オーブンで焼きました

knop.jpg

クノップ っていう料理なんだってー。
きゅうりなどの生野菜につけて食べます

くさいはくさいけど、レモングラスやコブみかんの葉っぱがいい香り。

ぱくぱく食べれる!

手がかかるね!

「くさいものはだいたい おいしい」と言い切るこーさん。
そうかなーそうかもなー

おいしかった!御馳走様でした!
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