こーさんのうちの学校便り

こーさんが、カンボジアの弟、カウに　電話してお話したところ、

日本語の先生チャイヤーさんが、今は教えるのを休止しているようです

以前の１２月５日のブログにも書いてお伝えしたように、
チャイヤー先生は、夜は空港での仕事があり、
こーさんのうちの学校で日本語を教えるのは
昼にしかできませんでした。

でも、昼だと、今度は子供たちが学校に行っていて揃わないので、
チャイヤーさんの授業を受けられるのはほんの数人でした・・・

最近では、とうとう一人しか、生徒が居なかったようで、
チャイヤー先生はとりあえず、休止されたそうです。

でもでも、そのかわり、
今は、日本語が比較的上手な、１５歳くらいの　村の男の子
チーア　というこが、毎日夜、臨時の先生となって
子供たちに日本語を教えてくれています。

チーアは高校生。
毎日１時間以上、自転車をこいで
街に行き、高校へ通い、そのあと、街の日本語学校へ
自分で通っています。

本当、カンボジアの子ってえらいよねー・・・


それから、もう一人、未来の有力な
日本語の先生の候補。
今まで何回か紹介している　チイ
というこの男の子。


高校生で、こーさんの家の隣に住んでいます。
お父さんが新しいお母さんと再婚されてからは、お姉さん夫婦のもとに
兄弟身を寄せて、貧しい生活をしています。

高校にいくのも大変で、やめてしまいましたが、
街に下宿して職業訓練学校に今は行っています。

とても日本語やる気まんまんだったチイ。

こーさんと私は、チイに、毎月１０＄だして、街の、日本語学校
に通ってもらうようにしました。

チイに、いち早く日本語が上手になってもらって、
日本語の先生となって、こーさんのうちの学校で教えてもらうためです！

遠くの街から先生にガソリン代をかけて夜な夜な来てもらうより、
こーさんのうちの学校の生徒が成長して教えてくれれば、
同じ村人だし、それが一番だと思って・・・

そんなチイ。
職業訓練学校のあと、夕方、毎日日本語学校に張り切って
通っているようで、今は「みんなの日本語」
という教科書のⅡが終わったようです。

昨年２月はたどたどしい日本語だったのに目覚しい進歩です。

早く、卒業して、新しい日本語の先生として就任してもらいたいものです！

がんばれーーー