こーさんのうち学校便り。１２月

先日、お知らせした　新しい日本語の先生、チャイヤー君。

とってもよい先生だそうで、私たちも安心しています。

でも、前からの問題？というか、なんというか、
チャイヤーさんが、村に来て教えられる時間と、子供が村にいる時間とが
合わないのです。

チャイヤーさんは、夜は空港でお土産屋さんの仕事もしており
日本語もうまいので、お仕事場での信頼も厚いようです

なので、村に夜きて、日本語を教える訳にいかず、
昼教えてくれています

でも、子供たちの多くは、昼は学校なので、チャイヤーさんの授業を
受けられるのは　７人くらいだけ・・・

通常通り、夜開催されている、カウ（こーさんの弟）の英語の授業は
７０人くらいの生徒が集まるのを考えると、
やっぱり考えなくちゃなあ、と
カウもこーさんも私も考えていました。

チャイヤーさん後任の先生を、探し続けるとして、

私たちがこの学校を建てた時から、考えていた目標があります。

それは、こーさんのうちの学校で、学んだ子供たちが成長して、
将来、こーさんのうちの学校の先生になってくれることです。

ことし２月に開校したとき、近所の学生チイ
（チイについては　３月のブログ　こーさんのうちの学校〜歩みと期待編〜　　　参照）
にインタビューしました。


それがこの様子



まだ日本語もたどたどしかった。

でもやる気まんまんで、こーさんのうちの学校に通っていました（隣の家だし）
今は家庭の事情でお金もないので
高校もやめてしまったのですが、チャイヤーさんが昼教える分、夜集まる子供たちには
チイが　かわって日本語を教えるくらいの上達ぶりだそうです


そんなわけで、こーさんと相談し、チイに、街の日本語学校に通ってもらい
その学費（みんなの日本語Ⅰは月７＄、みんなの日本語Ⅱは月10＄）
は私たちがだし、チイに、少しでも早く、日本語の勉強をすすめ、語学力アップしてもらいたい、
そして先生になってほしいという思いからです

遠回りのようだけど、これが一番の、安定した先生就任への道かとお思い、そうしました

チイは喜んで頑張って街の日本語の学校に、自転車で片道２時間かけ、せっせと
自転車で通っているようです。

先生も、生徒も、末永く、がんばれー

わたしたちも頑張ります。

冬、どこかでチャリティーイベントをやろうか、考え中。

だれか、いいアイディアや場所、店、知ってたら教えてください