カンボジアのお母さんが作る腕輪
2011/04/05 Tue. 06:46 [2011年カンボジアへ里帰り]
昨日お伝えしたカンボジアのお母さんのお話。
カンボジアのお母さん、家にいるので内職をしたり湖で
とった魚や畑でとった野菜を近所に売って家計を助けます。
少ないお金ではあるけれども、
家事や子育ての合間に
ござや腕輪を作って、人をつたって売ったりして、家計のたしにするのです。
こーさんのいとこのお姉さん。

3人の子供をかかえて
腕輪を作っています。
ほかの近所の人たちも、腕輪をつくっているお母さんは多い。
木の皮を使って器用に巻きつけて作っていく腕輪。

100個で5ドルにもならない地道な作業だけど、
お母さんたちせっせと作ります。
暇をもてあましていた私にみんな作り方を教えてくれたな。
素朴で優しいこの腕輪、デザインも、素材も、
私大好きです。
日本にもって帰ってきました。
カンボジアのお母さんを応援したい気持ち、
カンボジアのお母さんの願いは子供の未来への願い。
そんな思いから、この腕輪、
私たちのお店で販売します。
大きいほう1個200円

小さいほう3個200円

夏に重ねてつけると涼しげで素敵だなと
私は愛用してます。
こちらでえた収益は、こーさんのうちの学校の資金にすべて当てようと思います。
お母さんのがんばりが子供の未来につながりますように。
こーさんのうち おうちごはんまたは 各種イベントで ご購入いただけます。
カンボジアのお母さん、家にいるので内職をしたり湖で
とった魚や畑でとった野菜を近所に売って家計を助けます。
少ないお金ではあるけれども、
家事や子育ての合間に
ござや腕輪を作って、人をつたって売ったりして、家計のたしにするのです。
こーさんのいとこのお姉さん。

3人の子供をかかえて
腕輪を作っています。
ほかの近所の人たちも、腕輪をつくっているお母さんは多い。
木の皮を使って器用に巻きつけて作っていく腕輪。

100個で5ドルにもならない地道な作業だけど、
お母さんたちせっせと作ります。
暇をもてあましていた私にみんな作り方を教えてくれたな。
素朴で優しいこの腕輪、デザインも、素材も、
私大好きです。
日本にもって帰ってきました。
カンボジアのお母さんを応援したい気持ち、
カンボジアのお母さんの願いは子供の未来への願い。
そんな思いから、この腕輪、
私たちのお店で販売します。
大きいほう1個200円

小さいほう3個200円

夏に重ねてつけると涼しげで素敵だなと
私は愛用してます。
こちらでえた収益は、こーさんのうちの学校の資金にすべて当てようと思います。
お母さんのがんばりが子供の未来につながりますように。
こーさんのうち おうちごはんまたは 各種イベントで ご購入いただけます。
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カンボジアのお母さん
2011/04/04 Mon. 07:43 [2011年カンボジアへ里帰り]
カンボジアの家にはたくさんの子供がいます。
昔は8人9人くらい子供を生む家も。
今だって、5人6人当たり前。
そんなわけでお母さんは子育てに忙しい。

日本みたいに保育園に子供を預けるなんて
そんなシステムやお金がないのはもちろん、
共稼ぎができるほど女性の地位は高くはないし(お金があれば別)、
仕事に就けるチャンスは、もともとの教育基盤の未熟さ(語学ができないと難しい)
もあいまって子供がいるお母さんは働きに出られる例は少ない。
家にいて、ニワトリと一緒に朝早く起きて、炭でご飯をたき、

買い置きやつくり置きはできないので
朝昼晩、時間をかけてご飯をつくり、買い物を自転車か徒歩でいき、
肉がほしければ夫か近所の人にバイクで連れて行ってもらい、
朝昼夕と、牛の世話をし家の中のことをやり、
子供を育て、夫を送り出し、夫が帰ってきたらぐーたらする夫に酒を出し、いたわり、
忙しいのだ。でも不満なんてない。
仲良く平和、家族の幸せが一番と思っているのは、お母さんの顔を見ればわかる。
そんなお母さんたちの楽しみといえば、近所での主婦同士の井戸端会議ではないでしょうか・・・

こーさんのお母さんの台所に人が来ない日はなく、
たいてい近所のおばさんがいる。

暇をみつけては、近所の家にいって、
「今日の昼ごはんなに?」
「朝ごはんは何食べたの?」
「○○かしてよ」
「ちまき作るから手伝いに来てよ」
「これたくさん作ったからあげる」
「畑にあるあの○○(野菜)売って」
なんて、毎日くりひろげられる軒下でのおばさんどうしのやり取り。
迎える側のお母さんも
「すわっていきなよ」
と声をかける。
家族でご飯を食べている最中も、おばさんたちはめぐってくるのだが、
そんなときカンボジアの人は大人も子供も必ず
「座って食べていきなよ」とほぼ100パーセントいう。
ご飯の最中によってきたおばちゃん。
おばさんたちは時々、お菓子だったりご馳走だったりすると、食べていく。
でも、だいたいは普段のご飯のときは食べていかないのだけど、
でも呼ぶほうは
必ず、 食べていきなよ と呼ぶ。助け合い。
一人の母が何か作っているところに遊びにきたら
自然と包丁とまな板を持ってそこに座って手伝い、
その作り方は違う、など口を出しながら
終わるとひとしきり話してかえる。
これはこーさんのお母さんが作る
プラホックを3人がかりでつくっているところ。

おばさんたちは人の世話が大好きでやたらと声が大きくさらに信じられないくらい元気。
私の背中をバシっとたたいて
「なんでうちに遊びに来ないのよっ」
と、みんな本気でうちに招待してくれる
歩いていると50メートル離れている家からも私を見つけ
「寄っていきなさーーーーーーい」
と大きい声で呼んでくれる。
村に現れた珍しい日本人の嫁、私のうわさは
おばさんからおばさんを通して村のはじからはじまで広がる。
村のどこを歩いても私を知っている。
それがこの井戸端会議ネットワーク。
テレビはないがテレビより役に立つとこの村で思うのでした。
カンボジアのお母さんがこの国を、支えてるのかもしれない。
たくましいたくましいお母さん。信じられないくらいよく食べます。
なんでかポーズするおばさん姉妹。

昔は8人9人くらい子供を生む家も。
今だって、5人6人当たり前。
そんなわけでお母さんは子育てに忙しい。

日本みたいに保育園に子供を預けるなんて
そんなシステムやお金がないのはもちろん、
共稼ぎができるほど女性の地位は高くはないし(お金があれば別)、
仕事に就けるチャンスは、もともとの教育基盤の未熟さ(語学ができないと難しい)
もあいまって子供がいるお母さんは働きに出られる例は少ない。
家にいて、ニワトリと一緒に朝早く起きて、炭でご飯をたき、

買い置きやつくり置きはできないので
朝昼晩、時間をかけてご飯をつくり、買い物を自転車か徒歩でいき、
肉がほしければ夫か近所の人にバイクで連れて行ってもらい、
朝昼夕と、牛の世話をし家の中のことをやり、
子供を育て、夫を送り出し、夫が帰ってきたらぐーたらする夫に酒を出し、いたわり、
忙しいのだ。でも不満なんてない。
仲良く平和、家族の幸せが一番と思っているのは、お母さんの顔を見ればわかる。
そんなお母さんたちの楽しみといえば、近所での主婦同士の井戸端会議ではないでしょうか・・・

こーさんのお母さんの台所に人が来ない日はなく、
たいてい近所のおばさんがいる。

暇をみつけては、近所の家にいって、
「今日の昼ごはんなに?」
「朝ごはんは何食べたの?」
「○○かしてよ」
「ちまき作るから手伝いに来てよ」
「これたくさん作ったからあげる」
「畑にあるあの○○(野菜)売って」
なんて、毎日くりひろげられる軒下でのおばさんどうしのやり取り。
迎える側のお母さんも
「すわっていきなよ」
と声をかける。
家族でご飯を食べている最中も、おばさんたちはめぐってくるのだが、
そんなときカンボジアの人は大人も子供も必ず
「座って食べていきなよ」とほぼ100パーセントいう。

おばさんたちは時々、お菓子だったりご馳走だったりすると、食べていく。
でも、だいたいは普段のご飯のときは食べていかないのだけど、
でも呼ぶほうは
必ず、 食べていきなよ と呼ぶ。助け合い。
一人の母が何か作っているところに遊びにきたら
自然と包丁とまな板を持ってそこに座って手伝い、
その作り方は違う、など口を出しながら
終わるとひとしきり話してかえる。
これはこーさんのお母さんが作る
プラホックを3人がかりでつくっているところ。

おばさんたちは人の世話が大好きでやたらと声が大きくさらに信じられないくらい元気。
私の背中をバシっとたたいて
「なんでうちに遊びに来ないのよっ」
と、みんな本気でうちに招待してくれる
歩いていると50メートル離れている家からも私を見つけ
「寄っていきなさーーーーーーい」
と大きい声で呼んでくれる。
村に現れた珍しい日本人の嫁、私のうわさは
おばさんからおばさんを通して村のはじからはじまで広がる。
村のどこを歩いても私を知っている。
それがこの井戸端会議ネットワーク。
テレビはないがテレビより役に立つとこの村で思うのでした。
カンボジアのお母さんがこの国を、支えてるのかもしれない。
たくましいたくましいお母さん。信じられないくらいよく食べます。
なんでかポーズするおばさん姉妹。

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カンボジアの子供たち
2011/04/02 Sat. 08:04 [2011年カンボジアへ里帰り]
カンボジアの子供はえらい、とよくゆう人がいる。
わたしはただただ、たくましいなあ、まっすぐだなあ、きれいだなあと思う。
夕方田んぼで遊ぶこたち。カメラをむけると恥ずかしがる。

薪を運ぶこたち。

牛に草を食べさせ、家につれ帰る少年。

腕輪を作って生計を助けているお母さんにくっついて笑うこ。
休みの日も、学校が終わっても、どこか遊びに連れてって
もらうことはない。そんなお金はないしそんなことに不満もないの。

それから、勉強したくて、夜にkorkさんの家に集まり薄暗い光のしたで、少し英語を話せるお兄ちゃんのもとで学ぶこたち。お兄ちゃんはただ、妹弟を助けると同じに教えている。
このこたちはみんな、こーさんのうちの学校に入って勉強してる。

みんなよく働く。みんなまじめ。みんな家族を大事に、近所を大事に、村の人は家族や兄弟と同じに助け合って、仲良くしてる。
カンボジアの子供を、まぶしく思います。
カンボジアの子はすごく恥ずかしがり屋さん。
ありがとう ごめんね
大事な言葉と思ってた。今も思ってるよ
それがいえる子供はいい子だと思ってたよ
マナーやお行儀は大事
でも大事なのは本当に心が通じてること。
お父さんお母さんのこと、自分がするべきこと、
それを心からわかってるから、
大変なんておもわないんだ。
ほめてほしいからやってるんじゃないんだ
この子達のこのまなざし。
わたしはただただ、たくましいなあ、まっすぐだなあ、きれいだなあと思う。
夕方田んぼで遊ぶこたち。カメラをむけると恥ずかしがる。

薪を運ぶこたち。


牛に草を食べさせ、家につれ帰る少年。

腕輪を作って生計を助けているお母さんにくっついて笑うこ。
休みの日も、学校が終わっても、どこか遊びに連れてって
もらうことはない。そんなお金はないしそんなことに不満もないの。

それから、勉強したくて、夜にkorkさんの家に集まり薄暗い光のしたで、少し英語を話せるお兄ちゃんのもとで学ぶこたち。お兄ちゃんはただ、妹弟を助けると同じに教えている。
このこたちはみんな、こーさんのうちの学校に入って勉強してる。

みんなよく働く。みんなまじめ。みんな家族を大事に、近所を大事に、村の人は家族や兄弟と同じに助け合って、仲良くしてる。
カンボジアの子供を、まぶしく思います。
カンボジアの子はすごく恥ずかしがり屋さん。
ありがとう ごめんね
大事な言葉と思ってた。今も思ってるよ
それがいえる子供はいい子だと思ってたよ
マナーやお行儀は大事
でも大事なのは本当に心が通じてること。
お父さんお母さんのこと、自分がするべきこと、
それを心からわかってるから、
大変なんておもわないんだ。
ほめてほしいからやってるんじゃないんだ
この子達のこのまなざし。
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カンボジアの田舎ごはん
2011/03/24 Thu. 14:37 [2011年カンボジアへ里帰り]
カンボジアの田舎は自給自足に近いところがあり、
果物は庭から、野菜はそのへんにいってとりにいくか、
ないときは近所の家の畑に行って買ってくる。
朝は自転車で魚やら、野菜やらをかごにつんでおばさんたちが
売りにくるのでそこから買ったりする。
でも全部村でとれた野菜で、魚もバライで釣ったお魚。
この村でまかない、助けあってるのがすごい。
私が親戚のおばちゃんの家に遊びに行ったときのこと。
おばちゃん、自分の家のとなりの家のミルクフルーツを私にご馳走しようとして
いきなりとり始める。
おばちゃんたち同士「違う、もっと右だ」とか道具を
もってきてわーわーとやりとりしながら、
私のためにミルクフルーツをとってくれているところ。
もう一回チャレンジ。見ているだけでおもしろい。
夜ご飯のために川をざぶざぶわたり、

野菜を木からとっている近所の姉ちゃん
撮るなら金をよこせ!といいながら器用にとっています。
この葉っぱ、肉の付け合せにとてもおいしいんだって。
家の周りから、野菜や果物をとる。
近所同士助け合ったり、裸足になって川を渡ったり、体を使ったり。
日本人なら意外に苦労だと思う。
でもそれがここでは日常の姿。
細かな決まりなどなくて、人とのつながりや、自然の恵みをいただくこと。
そうして食べ物を口にしていること。
お返しとかしなくても、みんな助け合ってる。
私はただただ何もせず それらすべてがまぶしいなあと思った。
いつから日本は、いや私はこんなにややこしくなったんだろう。
でも最近、テレビを見て、まわりをみて、
助けあおうとしている人を見て、
やっぱり人間同士だ、とここでも思える。
果物は庭から、野菜はそのへんにいってとりにいくか、
ないときは近所の家の畑に行って買ってくる。
朝は自転車で魚やら、野菜やらをかごにつんでおばさんたちが
売りにくるのでそこから買ったりする。
でも全部村でとれた野菜で、魚もバライで釣ったお魚。
この村でまかない、助けあってるのがすごい。
私が親戚のおばちゃんの家に遊びに行ったときのこと。
おばちゃん、自分の家のとなりの家のミルクフルーツを私にご馳走しようとして
いきなりとり始める。
おばちゃんたち同士「違う、もっと右だ」とか道具を
もってきてわーわーとやりとりしながら、
私のためにミルクフルーツをとってくれているところ。
もう一回チャレンジ。見ているだけでおもしろい。
夜ご飯のために川をざぶざぶわたり、

野菜を木からとっている近所の姉ちゃん
撮るなら金をよこせ!といいながら器用にとっています。
この葉っぱ、肉の付け合せにとてもおいしいんだって。
家の周りから、野菜や果物をとる。
近所同士助け合ったり、裸足になって川を渡ったり、体を使ったり。
日本人なら意外に苦労だと思う。
でもそれがここでは日常の姿。
細かな決まりなどなくて、人とのつながりや、自然の恵みをいただくこと。
そうして食べ物を口にしていること。
お返しとかしなくても、みんな助け合ってる。
私はただただ何もせず それらすべてがまぶしいなあと思った。
いつから日本は、いや私はこんなにややこしくなったんだろう。
でも最近、テレビを見て、まわりをみて、
助けあおうとしている人を見て、
やっぱり人間同士だ、とここでも思える。
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朝、昼、夕、牛とともに・・・
2011/03/23 Wed. 22:00 [2011年カンボジアへ里帰り]
カンボジアの田舎のうちにはたいてい牛が何頭かいます。
田んぼ、農業にとても役立ってくれるのと、高くうれることもあり、
牛はその家の財産でとっても大切にされます。
こーさんのうちは、牛が4頭。
とてもきれいな牛さんたち。

家族みんなで牛を世話をしています。
朝は起きたらすぐ牛をつれて、川に入って川の向こうの
草原(というか今は稲を刈ったあとの田んぼ)に草を食べさせにゆきます。
小さなウドンでも、お母さんでも、
学校にいいかないときはカウでも小さなウドンでも、
誰でも手が空いてる人が自然にやる。
決していやがったりしない。
川をたくましくわたっていくお母さんを、あわてて追い掛ける。

昼前に、あつくなるので、もう一度牛をつれて迎えに行く。
こーさんのうちでは、だいたい学校から帰ってきたウドンが
すぐにつれてくる。
小さい体で何本もの綱を持って牛を引き連れる姿に・・・

この牛をひいている
あついときは水をあびさせてあげる。お母さんは本当によく働く。

夕方、また、牛をつれていくこともある。
牛は草を食べるからうんちがくさくないんだって。
知らなかったって、私が言ったらみんなが笑ってた。
牛は田舎のおうちのたからもの。
田んぼ、農業にとても役立ってくれるのと、高くうれることもあり、
牛はその家の財産でとっても大切にされます。
こーさんのうちは、牛が4頭。
とてもきれいな牛さんたち。

家族みんなで牛を世話をしています。
朝は起きたらすぐ牛をつれて、川に入って川の向こうの
草原(というか今は稲を刈ったあとの田んぼ)に草を食べさせにゆきます。
小さなウドンでも、お母さんでも、
学校にいいかないときはカウでも小さなウドンでも、
誰でも手が空いてる人が自然にやる。
決していやがったりしない。
川をたくましくわたっていくお母さんを、あわてて追い掛ける。

昼前に、あつくなるので、もう一度牛をつれて迎えに行く。
こーさんのうちでは、だいたい学校から帰ってきたウドンが
すぐにつれてくる。
小さい体で何本もの綱を持って牛を引き連れる姿に・・・

この牛をひいている

あついときは水をあびさせてあげる。お母さんは本当によく働く。

夕方、また、牛をつれていくこともある。
牛は草を食べるからうんちがくさくないんだって。
知らなかったって、私が言ったらみんなが笑ってた。
牛は田舎のおうちのたからもの。
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