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6年ぶりの東京 

カンボジアに発つ前日、東京に用があり昔住んでいた中目黒を
6年ぶりに訪れました。

6年ぶりの中目黒は変わったところもあり、変わっていない
ところもあり、昔住んでいたアパート近くや商店街をみたら
懐かしさでいっぱいになりました。

それにしても、東京はなんておしゃれなんでしょう。

あの頃看護婦だった私だけど今の興味はカフェだけ。

ずっといってみたかった中目黒のカフェは、
フランスの田舎にあるような店がコンセプトで、古材や
アンティークで雰囲気いっぱい。

とても素敵な店でやはり古いものはいいなあと
思いました。

でもやっぱり、同じ古いなら、私は
今のこーさんのうちの昭和レトロが落ち着いてしまう。

そしてスタッフのお兄さんもとてもおしゃれなんだけど
クールすぎて冷たい感じで、もっと暖かみが
ほしくなっちゃう。

そうか、わたし、こんなにこーさんのうちカフェが大好きなんだ
と気づいて嬉しくなりました

だけど、人気のあるような東京のカフェやお店は、雰囲気、置くもの、お料理、盛り付け、そのセンスは
それはそれは洗練されていて、ぴしっとしたコンセプトに
そう、妥協しないプライドのようなものが
感じられ、裏ではものすごく勉強研究がされているのでしょう、
そこに人は集まるんだなーと思いました

お金の金額や安易さにまだまだ妥協しがちなわたしたちですから、
しっかりしなきゃ!と、とってもいい刺激になりました。

わたし、本当に昔看護婦だったのかな(汗)

それにしても、東京は、なんとゆうか、
お菓子ひとつをとっても、めをみはるくらい飾り付けられ、
〇〇の、とゆうブランドがついただけでものすごい
騒ぎ立てられ、おいしいのでしょうが
例えば ワッフルひとつをとっても おいしそうなワッフルに
クリームが美しくしぼられサンドしてある写真がでかでかと
看板になっているだけで皆並んでしまうのです。

うまく言えないけど、服や料理、宣伝何をとっても
いちいち同じで、人の気持ちの移り変わりの素早さと
ちょっとうすっぺらさを感じてしまい、あまりの
都会の通りを並べ立てる色んなきれいな写真 と宣伝文句に、それにあわせて
うごめく人々に、少し疲れを感じてしまった

そんな夜、迎えてくれたのは小学校からの幼なじみ。

10年前から東京にいて、10年前から一緒に飲んでる。

彼女が成田に発つ私のために朝 手作りの
炊き込みごはんをおにぎりにして、ハンカチに包んでくれた。
こーさんとわたしのぶん、ふたつ。

そのおにぎりは人のあったかさ。まだあたたかいおにぎりを
だいて、ほっとしました。

東京は素敵だ、おしゃれだ。何でも先をいく。目指すものもある。

でも私は長野でやってゆくんだ。

東京を離れて6年。東京を訪れてはじめて、
自分はここには戻れないなあと感じました。

そんな思いにふけっていたら、新宿で大きいスーツケースをがらがらとひきずり、
リュックを前にしょってがんばってわたしを探すこーさんを
みつけ、またほっとして笑ってしまった。

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薬草labo 棘 

名古屋の本山、住宅のなかにひっそりと立つ古民家のお店が
あります。

そのお店の名は、薬草labo 棘

清々しい笑顔をもつみわさんという私のお友達と、そのお母さんの
カフェです。
お野菜中心のオーガニックなカフェと、ハーブのお庭と、アロマトリートメントのお店です。

みわさん。昨年までこの安曇野に住んで穂高養生園で3年勤めていました。
彼女とは友達のパーティで合ったのだけど、一見物静かなきれいな人。
でも中にはたくさん水も火も風も、かわいいものも…いろいろ詰まってた人。

ハーブや山や、花や、きれいなもの、透き通ったものや芯のあるものを愛して、
ロックもあいして、そんな彼女は今年4月に名古屋でお店を開くことになりました。

ぴーちくぱーちく弱い犬のようにしゃべる、浅はかな私と、
静かで思慮深い、多くを語るよりは吸収して、感じ取ってるようなみわさん。

でもすごく私は大好きなんだ。
そんな彼女の店は名古屋市の本山の一角にありました。

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古めの古民家をあけると…
中庭から光が注いでました

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マクロビに近い野菜の味を最大限に引き出したお料理。週替りでメニューがかわります

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肉ありきなこーさん、「これ、たべれる。すごくおいしいよ」

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私は何度も手をとめてしまう。料理で体を慈しむんでもらっているようで

一つ一つ思いがあるんだろうな。

青菜も人参も、海苔も。toge12.jpg

このスコーンも、このお湯のみも。お茶碗も。

toge3.jpg ルイボスミントティとスコーン。

toge4.jpg 阿波晩茶と金柑ジャムが添えられた豆乳プリン。



今は冬のガラス展をやっていました。

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光にあたってこの空間でガラスもくつろいでるようにみえます


こーさんをカンボジア人のお友達にあえるよう駅まで送ったあと、私は彼女のとこへ。

あるものしかないけど、とてきぱきと動いてさらっと出してくれたお料理が、
私にはうんとおいしかったんだあ

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たくさんお話して、自分にとって大事なものを話し合った。
でもなかなかバランスがとれなかったり、感情が安定できなかったり、
責めたり立ち直ったりする自分(たち?)。

彼女と話すと私はとてもやさしい気持ちになる。
日々刺が生えてる言葉や考えばっかりな自分。そんな自分は疲れるのに、
なかなかそれをひっこめることができない。それがすーっと引っ込んでいくみたい。

本当にやさしい時間で、充足されるてこういうことかな。

用意してくれたお布団には、小さなあったかい湯たんぽが入ってました。

朝、こーさんを迎えに行って戻ったら、みわさんが朝ごはんを3人分用意してくれていました。
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優しい時間と空間を求めて、私は彼女と彼女の店に会いにまた行こうと思います

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薬草labo 棘

名古屋 本山の古い古い一軒家。
「薬草labo. 棘」は、お野菜中心のオーガニックなカフェと、ハーブのお庭と、アロマトリートメントのお店です。

 名古屋市昭和区神村町2-59
 地下鉄東山線本山④出口 UFJを右折、山崎川沿いにまっすぐ15 分弱 セブンイレブンを越えて2本目を右折してすぐ 
 P3台あります。
 tel&fax: 052(753)4967
mail: yakusoulabotoge@live.jp

 11:00~18:00 close:水・木
ランチ土日祝のみ。(15食限定)
平日は前日までにご予約いただければお受けします。

アロマトリートメント
月火金:14:00~20:30
土日祝:16:00~20:30(施術終了時間)
詳細はアロマトリートメントカテゴリーの記事をご覧ください。 
 

植物の香りと人の手。いつだってそばにある小さな小さなものたちの優しさで、私たちは生きていける。


彼女のブログ 赤くて小さな宝石≒蠕虫硝花

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ジャックとなつきちゃん 

養生園で働いていたお友達、なつきちゃんが結婚した!

お相手は、タイ人のジャック。
長いことおつきあいをしていたけどずっと離れて暮らしていて、昨年から
いろいろ話には伺っていたのだけど。


二人は5月に日本で結婚をして、今月、タイに移住し、ずっとタイで暮らすのだそうです。

その前に安曇野に遊びに来て、こーさんのうちにも遊びに来てくれました!

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内心は、こーさんがカンボジアとタイの国境問題ではいろいろな思いがあるので、私はどきどきして
お二人を迎えたのだけど、心配することなかったよ、会ったらすぐ仲良くなったよ、
こーさんとジャック。


やんちゃ?な少年のような二人はなんだか空気が似ていて、
こーさんは私に猿と言われ、ジャックはなつきちゃんに
オランウータンみたい、と言われている。

そういうことでもなくて、二人のもつ空気はなんだか明るくて、自信があって、自然から生まれたみたいな、
一緒にいると楽しくなるの。

私とこーさんはタイ語が出来ないので、ジャックとは英語で話すしかないのだけど
タイ語とカンボジア語と英語と日本語が入り交じって、お酒も入って、
誰も正しい英語は使ってないのだけど、いっぱい笑って、
すっごい楽しかった!

こーさんとジャックも意気投合してゴムツリーの話などしていましたよ。


それにしても、二人はすごい。
なつきちゃんはまだタイ語は拾得してないのだけど、
これからタイの最南端の、日本人は全然居ないような、田舎の方へ嫁いでいく。
ゴムツリーの手伝いをしながら、出来ることは何でもやってみるっていってた。

二人はこんなに明るくて、思い合っていて、分かり合っていて、
困難なんてみえないくらいなのに・・・立ち向かって行くみたい。

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これからなつきちゃんは、自分のこと誰もしらないとこへいって、
言葉も通じなくて、勝手が分からなくて、好きなことも好きなように出来なくて、
そんなところへ行くのだと思うと、
急になつきちゃんが心配になって胸がきゅーってしてしまった

わたしはこーさんの田舎に行くと、楽しいのに、じっとしてることができなくて、息をつきたい気がしてきて、
1週間もしないうちに1度は都会に行きたくなって、こーさんにあたったり甘えたり子供帰りしてしまう。
こーさんしかいない。

なつきちゃんといいろんな話してわかるわかるって言い合った。
すごい共感できることがいっぱいだった。

でも、なつきちゃんは、私とは逆の立場になって、それを選んでいく。
遠くに。バンコクから電車で15時間もかかるとこに。

それと同時に、わたしがなつきちゃんのことを思うように、
こーさんに対しては全然鈍くなってることに気づいた。
異国の地に一人で来たこと、その寂しさ、その努力を
人からはいわれ慣れているのに。

こーさんが近すぎて、当たり前になっちゃう。

わたしがこーさんしかいないってカンボジアで思うように、
私はもっとこーさん大事にしなきゃあ。

すぐ忘れちゃうんだけどさ・・・


二人の門出におめでとう。

幸せな、楽しい人生が待ち受けているますように。

タイ語とカンボジア語で同じ意味で言葉も同じ単語があることを知った。

サバーイ。楽しいの意味。


なつきちゃんとジャックがいつでもサバーイでありますように。そして、私たちも。



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穂高養生園にて感じたこと 

先日お母さんと穂高養生園
に行ってきました。

お母さんの還暦旅行を祝って…じゃ近すぎるかしら。

穂高養生園はすごい。

なにがすごいって行ってみないとわからないけど。

お料理の数々

yojoen2011.jpg   これが夜ご飯。もちきび巾着とよもぎのゴマ豆腐がすばらしい。大根おろしの汁物とか手がかかってすごい。私は絶対にやらない

yojoen20112.jpg  これが朝ごはん。ほうれん草の寒天寄せが美しい!


はあ。ためいきがでちゃう。食事で大事にしてもらうってこういうこと?
お料理も塩を振って蒸したり、消化のよい玄米。
なんだかうんと手が込んでて余計なものは一切入れないで、
ごぼうとにんじんてこんなにおいしいんだあって
思うんですよ。

そういうことってあんまりないよね。
野菜って実は味が濃いんだね!!

私とこーさんの食卓には肉たっぷり、肉ありき。
こーさんは若いので、肉大好きご飯大好き。カンボジア人らしく(偏見?)
味の素大好き。味濃いの、だーーーーーーいすき。
肉がなければ食事ではない、それは老人食だという(私じゃないよ。こーさんがいうんだよっ)

すっっっごい大きい口でがばーとほおばる
こーさん。毎日4合のご飯を平らげるこーさん。
それはそれは大きい口なんだから。


夜ご飯には日本昔話にでてきそうなこんもりした
どんぶりご飯をこーさんはたべ、私が作ったおかずも
すっぱいもあまいもしょっぱいも種類関係なく
全部こーさんの口にいっしょくたに吸い込まれていく。
これどういうこと!?

養生園のお食事をいただきながら、こーさんの
大きい口を思い浮かべながらゆっくり食べてありがたいと感じる
私って、なんかへん。こーさん、比べてごめんね(ないしょ)




毎日こんな食事はできないけど、それに別にこーさんはこーさんでいいんだけど。
アリガトウアリガトウ。ひたすら思っちゃう


食事の大切さと幸せを教えてくれて
ありがとう。丁寧に私にしてくれてありがとう。

食事って感謝だね。


穂高養生園には妖精がいます。
それはスタッフのことなのですが私は密かに彼女たちを妖精と呼んでいる。

でもあの妖精たちはすごいパワーと感性を持っているのですよ。

にこにこして、透明にみえるのに
本当はすごいんだから。


彼女たちは食事にたとえるなら
無添加の薄味の素材の味がする、自然体なオーガニックな食事。

それに比べて私は、味の素も入った添加物の入った
味の濃い食事(しかもナンプラーとプラホック風味。くさい。)



自分は変えられないし俗世の私だけど
私は彼女たちが大好き。


彼女たちは明るくまっすぐだ。

そんな彼女たちと穂高養生園の
空気に触れることは、癒しでもあるけど
自分の普段の、ばたばたした、時計と戦ってる生活と違いすぎて、

帰ったら少し疲れてしまった。それだけ流れる空気が違った。

そんな自分を知らずこーさんにあたってけんかしてしまった。

それだけ穂高養生園はすごい世界なんだ。


強い妖精たちがいるそこへみんなも行ってみてほしいな。


私がしょってきた梅の木も
こんなにきれいにしてくれたよ。ありがとう
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俗世ではがんばるしかないけど、
私はそこにいてなかなか変われないけど

明るくいよう。肝をすえよう。
感動と感謝と反省ができる素直な自分でいよう

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サクラ 

今年も桜が咲きました。


母と桜を見に行きました。大好きな地元、池田町陸郷の桜千郷。


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私と母は母子で、姉妹みたいで、友達みたいで、
いいたいこと言えて、なんとなく感じてることがわかる。

桜。桜。  sakura20114.jpg


お母さんは最近元気がない。

山道を歩いて、いろんな話して、時には涙ぐんで話したり
馬鹿笑いしたり、道間違えたり。

途中でガスコンロでつくった味噌汁。
肉がない味噌汁はババ汁っていうのよ、とお母さん。
ババ汁はあったかくておいしかったよ。

sakura20115.jpg  なんでか桜はすこーしさびしい。


   sakura20117.jpg

来年もまた桜を一緒に見ようね

sakura20112.jpg  梅を担いで持って帰るくらい情緒深さに欠ける娘ですけど。


   sakura20113.jpg  二人で見れてよかったね


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