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西バライのほとりで 

帰国があと二日に迫りました。

楽しかった想いを胸いっぱいに抱いて帰ります

こーさんの村は西バライという池のほとりにあります。

夕日が沈みます。
きうちゃん・・・
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ファーマーズマーケット 

毎週日曜日の7時~11時まで、シェムリアップの繁華街のパブストリートの一角の店
で、ファーマーズマーケットというのが開催されていました。

ファーマーズマーケット

カンボジア産の無農薬オーガニックの野菜やお米、ゴマ、果物が売られるほか(市場の野菜や果物は
消毒してあり多くがタイやベトナムからの輸入品)
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以下は在住外国人が、カンボジアでも本当の味を求めて作っている
手作りの肉、ハム、ベーコン
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また、カンボジア素材を使ったジャム、ペースト、ディップソース、
(カシューナッツペーストやバジルソースなど!おいしそう!)
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フランス人がきちんと教育して作ったカンボジア人による正統派焼き菓子、
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少し酸味があり、どっしりしたカンパーニュなど
が売られています
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私たちも、2か月の間、ほんの数回ですが参加して出店しました。
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売れない日や売れる日もあるのだけど、何より楽しかったです!
お客さんは欧米人がほとんど。
食べ物への意識の高さと、自国の国の食べ物への誇りとプライドを感じました。

中にはヴィーガン、ベジタリアンの方もいらっしゃるのですが多くは上質のバターや小麦、材料を使った
ものを愛する方がおおく、カンボジアでそういったものが手に入る場所があるのは
素晴らしいと思いました。

私たちの持って行ったコーヒーは長野を代表する、軽井沢のブランド「丸山珈琲」
でしたが、ハンドドリップで丁寧に淹れると、みなさんとてもおいしいと言ってくれてやりがいを
感じました。

手作りお菓子もヘルシー志向の方にもそうでない方にも、わりと受けがよくほっ
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たくさんの出会い、めちゃくちゃな英語での会話、娘っこきうを介して笑いがあったり
本当に楽しい貴重な時間でした。

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きうちゃんの入院 

2月18日、昼まで元気で遊んでいたきうちゃんが夜嘔吐し始めました

夜もおっぱい飲んでは嘔吐。泣き止まず心配になって救急受診しました

受診したのは、昨年8月に、こーさんのうちで講演もしていただいた
赤尾和美さんが所属していた、フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPANの
アンコール小児病院

寄付により小児は無料で医療が受けられるので
たくさんの親子が訪れます。
夜中の3時だったけど診てもらって座薬と飲料補液剤をもらって帰った。

泣き続け、夕方も再受診してみるが様子見るしかないとのことで帰宅。
2月20日。3日目。
嘔吐もおさまらないし、下痢はひどくなるばかり。
起き上がれず目もうつろになってきた。
心配で仕方ない。

2月21日。4日目。泣くか、疲れて寝るかで、まったく食べられない。もはやおっぱいだけ、でも
飲みすぎるとはいてしまう。
脱水状態でもうだめだ、と思ってまた病院へ。
お願いだから点滴してほしいと頼んだ。先生も入院しなさい、と
本当に安心した。こーさんと、この病院に寄付しなきゃ、安心して涙が出た

きうちゃんは嫌がって泣いたけど点滴してもらって、脱水が治るまで
何日か入院することに。
母児同室入院。

これから怒涛の入院生活が始まった。

この入院生活のこと、ずっと忘れないと思う。忘れたくない。
だから書いておこうと思います。

入院初日は、きうもとにかくぐったりして寝るばかり。
私も入院させてもらえたことに安堵していた。

病棟は何部屋かあるようだが、入院した部屋は18ベッドくらいの大部屋。
大きなナースカウンターがあり、ナースはそこでパソコンを使って入力したりしている。

ガラス戸で仕切られた部屋が二つあり、PRE-ICUである。
酸素使って、時々吸引される小さな子が入院してました。

いろんな病状の子が、すべて一緒の部屋に入院しており歳も様々。

右隣の男の子は遠方からわざわざ来て入院しているようで、弱っている。
出血もしやすいようで、そのうち輸血が始まった。

左隣の女の子は中~高校生くらいの子で、鼻に胃チューブが入っている。
2人のお姉さんが一生懸命面倒を見ているが、病気のせいで幻覚や幻聴があるようで、
ずっと何かしゃべっており家族も大変そう。

酸素している子、泣いている子、ぐったりしている子・・・
小さな赤ちゃんもいて痛々しい

ナースもドクターもおり、ナースは定期的に検温に回ってくれて、
日本みたいに献身的な感じはないけれど(こちらではナースもドクターも先生、と大変尊敬されている)
まあ優しい。しっかりしていて信頼できる感じ(自分が元ナースなのでつい観察しちゃう)

でもみんな私が外国人でも、容赦なくカンボジア語で質問してくる。
たいてい 下痢は何回か、嘔吐は何回か、乳は飲むか、食べ物は食べるか、
といった質問だけど、時に普段は使わない言葉もあって、困っちゃう。
でもまわりのお母さんが、興味津々で助け舟をだしてくれる。

なんと向かいのベッドの子のお母さんは、どっかで見たことがあると思ったら
いつも魚を買う市場の姉ちゃんではないか。

姉ちゃんも覚えてくれてたので何かと助けてくれた。

とにかく、きうは下痢と嘔吐はあるけれどバイタルサイン的には落ち着いているので、安定しているという位置づけのようだ。

夜になっても、電子音と赤ちゃんの泣き声で静かにはならず、しかも外に出ると自炊場があり、
さらには家族全員がそこで蚊帳を張って寝泊まりしいる。(同室が許されるのは一人だけ。)
さすが家族を大事にする国・・・

みんなここに引っ越してきたかのように、家化しており、
お母さん同士もここではじめてあったとは思えないほど仲良しである。

夜はなぜか電気を消してくれない上、扇風機は回っているが暑くて寝苦しい。

2月22日。きうは相変わらず下痢が大量に続き泣いてばかりで、精神的に苦しくなってくる。
こーさんが毎朝晩きてはご飯を差し入れてくれたり
洗濯物を持って帰ってくれたり、下痢で汚れたシーツを洗ってくれたりする。

きうちゃんの元気のなさぶりに落ち込んできて、私まで泣いている1日。
昔のきうの写真を携帯でみては、早く元気に戻ってほしいと祈る。

2月23日。点滴が朝漏れてしまい、元気も全然ないきうちゃん。
ナースもドクターも、何か食べさせないとだめだという。
ジュースやヨーグルトをあげてみるも受け付けず、ましてや経口の下痢止めなんて
飲むわけがないし、無理やりこーさんが飲ませるけどはいちゃう。

点滴に下痢止めの薬混ぜてよ、というが聞き入れられるはずがない。
日本ではこんなとき絶食で食べさせたりしないけど、カンボジアは違う。
とにかく食べさせないと力が出ないとみんな口をそろえていう。

点滴をもう一度差し替えるときはきうがあまりに不憫でつらかった。
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暗い私のところに、病院のスタッフのお姉さんが、折り紙でモビールを作ってベッドにくくりつけてくれた。
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きうちゃんが少しでもみるようにって。
そして励ましてくれた。まだ入院3日目でしょ、大丈夫って。
悪いものが出たら必ず治るからって。うれしかった。
夜は、ナースも励ましてくれた。(私が涙目だから)
どうしても食べれなくても点滴してるんだから大丈夫!と。
ナースやドクターが口をそろえて食べさせろ、のプレッシャーで弱っていた私には恵みの雨のような言葉だった。

夜、病院の事情で部屋を移動した。
今度の部屋はさらに狭く、より小さな子どもが多い部屋で、ますます暑い。
夜は蚊も多くて、相変わらず明るいし暑いし眠れない。
夜中きうちゃんが起きて泣くので、点滴スタンドごと持って抱いて外を散歩したりした。ほぼ不眠。

2月24日。きうちゃんもぐったりだが私もぐったり。
こーさんがお粥を買ってきてくれたけど、きうちゃんは全然食べられない。

昼前に部屋をまた移動した。
今度は明るい部屋で、退院前の部屋だそう。
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きうちゃんの下痢が、水からゼリーっぽくなったので
よかった。点滴を抜いたら、よっぽど点滴がストレスだったのか
きうちゃんの様子が少しよくなった。

こーさんのお母さんがお見舞いに来てくれた

ご先祖様に聞いたら、ご先祖様がお酒を飲みたかったので、きうに悪戯をしたそうだ。
お母さんがお米をきうに振りかけて、何かおまじないの言葉を唱えてくれた。

そのせいか、そのあとからきうは少しずつ、ほんの一口だけど食べるようになった。
何日かぶりに立って歩いたりするようになり、ほんの少し笑顔も。
心底安心した。

こーさんが見つけてきた発泡スチロールに水を張って、数日振りに水浴びをさせた。
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明日退院の見込み。

元気になったきうちゃん、夜はおてんばして落ち着かず、人のカルテも破いたりと・・・

夜は暑くて、きうを連れて何度も外に散歩に行き水道で水浴びをしてきうの体を冷やした。

2月25日
朝から結構食べてくれて、本当によかった。
うんちも下痢でなく固まってきた。
退院。うれしかった。
よほど病院と点滴が不安だったのか、おっぱいから離れない。

でも本当良かった。2度と忘れない思い出。

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カンボジアのローカルおやつ 

大のおやつ好きな私

カンボジアのローカルおやつは欠かせません

カンボジアのおやつは屋台売りもあるし、市場で売っているのもあるしいろいろ。
どれも500R(15円くらい)~1000R30円くらい)と安いですが
カンボジア人は甘いもの大好き。売り上げもとてもよいのです
甘いもの、おやつ屋さんは安く大量に売って毎日そこそこの生計をたてているようです

歩き売り編

カンボジアのアイス「カレーム」
ココナッツベースのアイスクリーム。
味は、ココナッツ、タロイモ、など4種類ほど。ひとつ1000Rと安いですが味は濃厚でなかなかの満足度。
この箱に氷を入れて冷やしながら売っています。
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次は「トッペ‐」
甘酒のようなおやつ。
おばちゃんが自転車で売っているのを呼び止めて買いました。
値段は忘れたけど500R(15円以下だった)

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この紫の米に、もうひとつの鍋に入っていたココナッツフレークと砂糖をまぶして食べます
甘酒というよりは、麹そのもののような味で
甘さはかなり控えめ。麹のにおいプンプンな昔ながらのおやつ。

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みんな大好き。米粉とココナッツのワッフル「ノゥム・プン」
こーさんのうちでも出しています。

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本場では路上で炭火で焼いてくれるんだから、かないません・・・
きうちゃんも大好き。
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米粉の揚げドーナッツ「ノゥム・ポーンクソーム」
中に塩味の豆が入った米粉ドーナッツ。外側に厚い砂糖衣がまとっており
甘味としょっぱ味のバランスが絶妙。
ひとつ500Rのこれを1日150個以上売りあげ、毎日20ドルくらい稼ぐそうです

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屋台編
おなじみ焼きバナナとバナナちまき。固定屋台もあれば歩き売りも。
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お菓子でないが飲み物の屋台
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コーラ、スプライト、着色料入りのソーダ、栄養ドリンク。
甘いカンボジアコーヒーもある。まさに健康とかどうとかいう話とは無縁の品ぞろえ

夜になるとでてくる屋台。
揚げドーナッツ。伝統的というよりは最近のおやつ。
緑色のコンデンスミルクのようなものにつけて食べます
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揚げたて出来立て。これがまたおいしくて、作りかた聞いたら企業秘密だって
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市場編
市場では多種多様なお菓子がそろいます。
ここでは一番一般的な
タピオカとバナナのお汁粉や、ぜんざい的なおやつ以外のおやつを紹介します

米粉と砂糖とココナッツミルクをベースに、パンダンリーフで香りと色づけしたもの、バナナやかぼちゃ味など
バリエーションをだしていく蒸し菓子
黄豆とココナッツと卵の焼き菓子もあり、こちら揚げたエシャロットが隠し味で入っており
塩味が絶妙においしい
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焼き菓子、蒸し菓子、揚げ菓子いろいろあります。
もとは米粉ベースですが最近は小麦粉を使っているのも市場では多いです
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市場は朝行ったほうがいいのが鉄則。
肉、魚、野菜が新鮮なのはもちろん、お菓子もそうなのです

朝しか並ばないお菓子屋さん。
左のカンボジア名物、かぼちゃプリン「ラパウ・ソンクチャー」
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こちらはこーさんのうちでも先日人気でした。「バーイ・コートリル」
もち米とココナッツミルクと砂糖でかためたおやつ。


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下はちまき。
ちまきはバナナちまき以外にも、豚肉ちまきもあるし
なかにやし砂糖とココナッツフレークを混ぜたのが入っているのもあるし、かぼちゃ味のもあります、
ちまきだけでも何種類も
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カンボジアでは朝、昼、夜、それぞれいろんなおやつがあり、その時その場所、その時間に行かないと
会えないおやつも多々あります

作るおばちゃんによっても味が違うし、最近は作り方を聞いても秘密。
みな生活かかってますからね。

しかし何が多いって、シェイクやさんの屋台が多いこと。
完全に観光客向けなのだが、1ドルで果物を選んでその場でミキサーに入れて作ってくれる贅沢さ。
写真↓の左がシェイクの屋台
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他にも、クレープ屋さん、夜の甘味屋さん、伝統菓子、いろいろいろいろ
たくさんあるのですが、またの機会に紹介します!


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jこーさんの実家にて 

こーさんの実家にて。

幸せ以外の何物でもない時間
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きうちゃんはヤイ(ばば)には慣れたのだけどなかな抱っこさせない

ずっと3人でいたから大家族になれてないんだなあ
それでもこーさんの弟たち、妹のペイ、お母さん、みな目に入れても痛くない可愛がりぶりでした

親せきや近所の人も、実家に行くたびに訪れ可愛がってくれました。
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特に妹のペイは可愛がって可愛がって、写真を撮っては、
きうに会えない時は、写真を見てしのんでいるくらいでした。

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お母さん、きうをここにおいていけと毎日言っていたなあ
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それから親戚の気の強いおばさんズは、みな
日本語よりもカンボジア語を覚えさせなさい、とくどいくらい
わたしに言って聞かせていました。。。

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